【電波少年Wゲスト・菅賢治さんの記憶】 ー ダウンタウンとの出会い 菅：まずツッチー（土屋敏男）なんですよ。僕がデスクで仕事をしていた時に「菅ちゃん、ダウンタウンって知ってる？」って聞かれて、その時は「知らない」って言って。VHSをくれて「すっごい面白いから見てみ」って言われて。漫才だったんですよ。むっちゃくちゃ面白くて、ツッチーに「本当に今まで見たことない漫才で面白いね！」って言ったら「じゃあ会いに行こうか」って言って、二人で行ったんですよね。 和歌山でしたっけ？　一番ど真ん中の席を二つ用意してくれて。ただ、30過ぎのおっさん二人でしょう？　あと全員若い女の子ですよ。もう「キャーッ！」だよね。（コンサート終了後）勝手にバスに二人乗り込んで大阪まで帰ったんですよ。その間ずっとしゃべって、向こうは疲れているのに。だから、バックステージパスがあるストーカーですよ。「ああ、そうですか～」って言って、どこかで「いいから寝かせてくれませんか？」みたいな。それなのに「いや、あの漫才がですね……」って言ってまた。「さっき聞いたよ」みたいな。 土屋：それで東京でやりましょうって言って、そこに今の会長の大崎さんとかもいて、まだダウンタウンの担当チーフぐらいですよ。「ぜひお願いします。そこまで言うなら」って『Boy Meets Girl 恋々!!ときめき倶楽部』っていうやつにリポーターみたいな形で入れるんだよね。